資料解釈できるよ!

国税専門官のような国家専門職試験や国家公務員一般職試験では、資料解釈が3問でます。バックボーンは数学なので数学が苦手な受験生はやりにくいと感じる分野でしょう。だからといって3問も落とすのはキツイです。そこで、いくら苦手でも1問は、うまくいけば2問・・・最高だぜ3問・・・といきたいですね。

さて・・・資料解釈は電卓さえあれば誰でもできます。(ただ資料を適切に読み取れることが条件ですが)

そりゃそうでしょう。四則演算(和、差、乗、除)しか基本ないのですから。

しかし電卓は使えません。

つまり、いかにして計算を早く正確にやるかだけが問われていると思ってください。

 

そのためには・・・

 

1 割り算は極力やらない(割り算は分数なので、分数の比較で行うのが鉄則。これは基本のインプットで皆さん習っているはず)。割り算は時間がかかります。分数同士の大小関係は思ったより簡単に済むケースもあり、この方法は何としてもマスターしておいてください。

 

2 掛け算はやらずに済むかどうかをまず考える。やるなら概数で上から2桁、3桁と決めて行う。3桁取ると計算が面倒になるので、まずは2桁でやってみる。おそらく基本インプットでこの方法も習っていると思います。

 

3 時間がかかりそうと思う選択肢は後回しにする。まずは易しいと判断できる肢を先にやる。それは

 

計算が1つか2つだけで判断できる。(増加率を何年分も出さないといけないものは時間がかかる)

 

のような計算です。

 

4 およその数(概数)で計算してみる。国家系には数字を細かく計算しなくても、比較対象との数値に開きがあるケースが多く、多少の誤差は無視しても選択肢の判断はできます。およその数で計算して微妙だな・・・というケースはもう1桁余分に計算するしかありません。

 

5 計算に自信があるなら、あらゆる計算を地道にやる(これはテクニックではないけど)。

 

とにかく、計算をいかに易しい計算でできるかどうかです。増加率などの資料は「近似法」が使えると格段に早くなるので、資料を冷静にみてどうすれば早くなるのかを練習の時から意識しておきましょう。

 

でも・・・・

 

資料を的確に読み取れないとこれらの計算をやったところで答えは合いません。

読み取りだけは慌てずやりましょう。

 

また、数式は必ず書き出してください。そうしないとテクニックが使えるかどうかもわからないはずです。

 

後は練習しましょう。資料解釈は直前1週間で十分に点を上げられますよ。

 

 数的処理をどうする? 編

公務員になるには、とにかく勉強するしかないです。私自身は教養試験の大部分を現在も教えています。数的処理、人文科学、自然科学が守備範囲です。特に多くの方の最大のハードルは数的処理ですよね。

まぁ、勉強するしかない・・・というのは本当です。時間かけずにというのは先生としては言えません。中には能力の高い方もいるので、少ない時間で高得点の人もいますが、広い範囲をやることを考えると、時間かかりますよ。

数的処理に限って話せば・・・

答えがわかればいいので、あまり特殊な解法や理論をマスターする必要はないです。解くことができる・・これに尽きます。

とはいっても、なかなかそれが厳しいだろ・・・と言われそうなので、何か対策をと言われれば

試験種ごとに問題の傾向は違うので、それに合わせて対策をしましょう。

そしてなんとか5割の得点を取れるように目指す。

 

5割でいいとまず思いましょう。その上で例えば国家一般職試験では数処16問です。

 

数的推理 2/5問

判断推理 2/5問

空間把握 1/3問(試験要項上は判断推理に入る)

資料解釈 2/3問

これで7/16問です。

あと1問取れれば5割です。

その1問が・・は置いといて、国家一般職では資料解釈が3問あるのが特徴なので、ここを苦手としないことです。地方上級試験だと1問のところが多く、資料解釈は捨てるという選択肢もありですが、国家を受けるならそれはリスク高いです。この分野に時間をかけて訓練してここは正答率を上げましょう。

 

というのが一つの戦略です。もちろん資料解釈が得意になれば数的推理(割合の方程式など)がやりやすくなるのでメリット大です。

 

これは一つの方法です。判断推理の得点率が高い方は、異なる戦略でもいいでしょう。

5割の得点を上げるために自分には何がいいのかを、考え続けてください。

 

人文科学 編

 日本史、世界史、地理、思想、文芸と覚えることがメインの科目です。

まずはこの中で最低2科目は取りましょう。問題がそれぞれ1〜2問ですので、多くの分野が勉強できるといいのですが、なかなか時間的な制約や覚える範囲が広すぎて正答率が落ちることを考えると、2〜3科目が現実的です。

 

高校時代の履修科目が勉強しやすいと思いますが、歴史は多少関連があるので日本史・世界史の組み合わせはお勧めです。ただ、人物名で漢字(日本史)やカタカナ(世界史)に抵抗感がある場合は、歴史分野1科目でもいいでしょう。また出題にやや偏りがある科目なので、「近現代史」に絞るのも手です。

 

地理は、地理的な感覚が必要なので地図帳を使って、国・都市や山脈・河川の位置を確認しながらやりましょう。遠回りなようでも効果が高いです。

 

インプットが終われば、ひたすらアウトプットをしましょう。問題をやらないと知識の定着が図れません。多くの問題に触れて、知識の穴を無くしましょう。

 

ここでも正答率は5割なら十分です。全問正当などを目指すと非効率になるのでやめましょう。

 

試験の直前でも追い込みが効くので、ギリギリまで暗記です。

 

人文科学・・・・取れるぜ!!

 

 

 

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代表紹介

内定クリニック代表 宮本

厚生労働省(愛知労働局)で約4年勤務、東京特別区合格内定(荒川区)辞退(ごめんなさい)。

トヨタ自動車子会社で採用担当(面接官)を4年。

10年以上にわたり、大手資格予備校公務員講座で教壇に上がっている。担当は一般教養(数的処理他)・論文対策・面接対策。専門はミクロ・マクロ経済学担当。

様々な経験を活かし、明晰かつ的確にサポートします。

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